おたふくかぜ

ムンプスウイルスによる感染症

おたふくかぜウイルス(ムンプスウイルス)による感染症です。

かかっても軽症の場合が多いのですが、重い合併症を引き起こすことも多いのでワクチンによる予防が重要です。

  • 無菌性髄膜炎が約50人に1人の割合で起こります。これを発症すると強い頭痛を訴え、嘔吐することもあります。
  • 一生治らない重度の難聴になることがあります。約1,000人に1人の割合で、年間700人くらいがかかっていると推定されています。
  • 脳炎が毎年約30人に起こっていて、障害が残ったり死亡したりすることもあります。

2~3週間の潜伏期の後に、両方またはどちらかの耳下腺(耳の下)がはれてきます。

見慣れていないと見落としがちな症状ですが、保育園などでお友達が発症していたり、日ごろの様子の中で何かおかしいなと思ったらお医者さんに相談するようにしましょう。

しばらくすると反対側もはれてきます。発熱は起こることも、起こらないこともあります。

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