RSウイルス感染症

RSウイルス感染症は、乳幼児に多い急性の呼吸器感染症で、生後1歳までに半数以上が、2歳までにほぼ100%が初感染します。

保育所、幼稚園などで問題となりますが、高齢者の長期療養施設でも集団発生することがあります。

RSウイルスは、ヒトが生涯にわたって何度も感染を繰り返すウイルスで、激しい咳を伴うケースが多いのが特徴です。

潜伏期間は2~8日(多くは4~6日間)。発熱、鼻水、軽いせきなどの症状が2~3日続くとされています。

治るまでに要する期間は通常7~12日で、入院した場合は3~4日で改善するとされています。熱は入院時に下がっていることもあります。

特効薬がないので、症状がひどいときにはお医者さんへご相談ください。

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